開眼供養(精入れ)
次のような方は、必ず開眼供養(精入れ)を行うようにしましょう。
◇新たに お仏壇を購入 された方
◇新たに お位牌を購入 された方
◇新たに お墓を建立 された方
「開眼」とは、眼目を開くという意味から仏教では「悟りを開くこと」をいい、さらには仏像などが新しく作製されたり修理されたとき、それに新たに入魂の儀式や作法を行うことをいいます。
「ほとけ作って魂入れず」ではよろしくありません。
お仏壇・お位牌・お墓は魂を向かい入れてからが本当のご供養の始まりです。
閉眼供養(精抜き)
次のような方は、必ず閉眼供養(精抜き)を行うようにしましょう。
◇お引っ越しなどで お仏壇を移動、処分 される方
◇昔の お位牌を処分 される方
◇お墓を工事、移動、処分 される方
(墓誌の書き入れ工事、移動の場合はお参りの必要はありません)
「閉眼」とは、本来「仏像の目を閉じる」ということからきており、入魂(作られた物としての仏像に目を描き入れる)された霊験ある仏様を一時的に元の単なる造作物に戻すことを言います。「お精抜き(おしょうぬき)」とは、入れた根性・正念・魂を抜くということです。
魂の入ったまま処分するようなことはよろしくありません。
最後はしっかりと今までの感謝の気持ちを込めて心から供養しましょう。