禅宗 臨済宗妙心寺派 白雲山清昌寺 (岐阜県多治見市笠原町 笠原中興陶祖・モザイクタイル元祖の菩提寺)公式ホームページ

盆施餓鬼会(おせがき)

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盆施餓鬼会(おせがき)

s-DSC_1109お盆は、年に一度先祖の霊が家に帰ってきて家族と一緒に楽しいひと時を過ごし、また帰っていくという日本古来の信仰に基づく1年中で最も大きな行事です。

先祖伝来、幾世代となく続いてきたかけがえのない命、ご家族そろってご先祖様のご供養をいたしましょう。


清昌寺では、毎年7月15日、午後1時30分より本堂にて、
盆施餓鬼会法要(おせがき)を営んでおります。

s-IMG_7746お参りの順番が来ましたら、

水向け(餓鬼棚にて洗米・水を施す)、
②位牌堂にてご焼香をすませ、
施餓鬼旗を受け取り、お墓に立ててお参りしましょう。






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檀信徒の方は、毎年6月下旬に「お盆のご案内」をお配りしておりますので、
詳しくはそちらをごらんください。


施餓鬼の由来

施餓鬼の由来については、『求苦焔口餓鬼陀羅尼経(ぐくえんくがきだらにきょう)』というお経に、次の様に説かれています。

 ある日、釈尊の十大弟子の一人である阿難尊者が修行をしていると、焔口餓鬼(えんくがき)という口から火を吐く鬼があらわれ、「お前は3日以内に死に、餓鬼道に堕ちるであろう」といいました。
 阿難尊者は驚き、釈尊にそれより逃れる方法を聞くと、「多くの餓鬼に飲食(おんじき)を施し、さらに三宝(さんぽう)に供養するならば、その苦より離れ天上界に生まれることができるであろう」と説かれ、無量の飲食供養の仕方である「加持飲食陀羅尼(かじおんじきだらに)」を教わり、その供養をすることで阿難尊者みずからも餓鬼道に堕ちることなく、さらには多くの餓鬼も苦から救われたというものです。

こうした因縁から施餓鬼会が行われるようになったのです。


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禅宗の「施食作法(せじきさほう)」の一つに生飯(さば・散飯)というのがあります。
 これは、食事の時に七粒ほどの米粒を取って、供養されない亡者や、生前犯した罪のために飢え苦しんでいる多くの餓鬼に供養する作法のことです。

 このように施餓鬼とは、欲深く他人を省みることなく、常に飢えて欲求不満になっている餓鬼を救うために、飲食浄水などを施す事ですが、餓鬼といっても何も亡者だけではありません。

 現実に生きている人のなかにも、自分の欲望だけを追い求め、人のことなど振り返りもしない人は、餓鬼の心に染まっているといっていいでしょう。

 したがって施餓鬼とは、決してあの世にいる餓鬼亡者を救うことだけではなく、みずからの内にある我執を取る事でもあるのです。

 つまり、自分がしてもらって喜ぶ心を他にも分けてあげるという仏の慈悲心に目覚める事が施餓鬼会の意義といっていいでしょう。

元来、お盆と施餓鬼とは別の行事でしたが、現在はほとんどの禅宗の寺院ではお盆の期間中に施餓鬼会を行います。
 

お気軽にお問い合わせください。 TEL 0572-43-2479

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