開眼供養(お性根入れ・魂入れ)

次のような方は、必ず開眼供養(お性根入れ・魂入れ)を行うようにしましょう。


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◇新たに お仏壇を購入 された方

◇新たに お位牌を購入 された方

◇新たに お墓を建立 された方




開眼供養の意義

仏像や仏画、お墓の石塔や位牌など、私たちが手を合わせて拝むものに仏の霊を宿すために行う儀式や作法を行うことを「開眼法要」といい、俗に「御霊入れ」「お性根入れ・魂入れ」ともいいます。

これは日本では奈良東大寺の大仏様の開眼供養を行ったのが最初であると言われています。

「開眼」とは、眼目を開くという意味から仏教では「悟りを開くこと」をいい、開眼されなければどんな立派な仏像や位牌でも単なるかざりにしか過ぎず、信仰の対象にはなりません。
新たに入魂の儀式や作法を行うことでそこに仏の命が宿り、初めて信仰の対象として私たちは拝むことができるのです。

「ほとけ作って魂入れず」ではよろしくありません。
お仏壇・お位牌・お墓は魂を向かい入れてからが本当のご供養の始まりです。




開眼供養の予約をしましょう

新しいお墓の石塔や、新しいお仏壇を購入された方は、早々に菩提寺に連絡し「開眼供養」の日時を決めましょう。
注文した際に、何日に完成するのか、いつ納まるのかあらかじめお寺に一報連絡を入れておくと良いでしょう。

購入される際に、開眼供養の当日に用意する物をそれぞれ墓石屋さんやお仏壇屋さんに詳しく教えてもらうと良いでしょう。
お店によっては全て準備してくださる店舗もあるそうです。




開眼供養で準備するもの

お墓、お仏壇ともに開眼供養する対象の正面に祭壇を設けます。
祭壇には三具足(香炉、燭台、花立)の他に、餅・饅頭・果物・菓子・茶湯・霊供膳・洗米・水・塩を準備します。
更には「海の物」(わかめ、昆布など)「山の物」(干し椎茸、高野豆腐など)「里の物」(季節の野菜など)「御酒」なども御供します。
お供え物は地域によって様々ですので決まりがあるわけではございません。

開眼供養の時のロウソクは「赤蝋燭」を使用する場合が多いので、あらかじめお店に準備してもらいましょう。

開眼法要は一生に一度有るか無いかの大事な式ですのでしかっりと営みましょう。





閉眼供養(お性根抜き・魂抜き)

次のような方は、必ず閉眼供養(お性根抜き・魂抜き)を行うようにしましょう。


◇お引っ越しなどで お仏壇を移動、処分 される方

◇昔の お位牌を処分 される方

お墓を工事、移動、処分 される方
(墓誌の書き入れ工事、移動の場合はお参りの必要はありません)


「閉眼」とは、本来「仏像の目を閉じる」ということからきており、入魂(作られた物としての仏像に目を描き入れる)された霊験ある仏様を一時的に元の単なる造作物に戻すことを言います。「お性根抜き」とは、入れた性根・正念・魂を抜くということです。

魂の入ったまま処分するようなことはよろしくありません。
最後はしっかりと今までの感謝の気持ちを込めて心から供養しましょう。


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