大般若祈祷会(だいはんにゃきとうえ)(修正会)

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元来は、正月一日から三日まで毎日行われますが、清昌寺では、毎年1月18日午前11時より行います。
大般若経六百巻の経文を、転読と言って一巻一巻読むかわりに転じ、導師(住職)が第五百七十八巻の理趣分経を読誦してご祈祷が行われます。

本堂の正面にはお釈迦様、文殊菩薩、普賢菩薩の三尊を中心にして、大般若経やその他の経典をインドから中国に伝来した西遊記で有名な玄奘三蔵法師、その苦難の旅の道中を守護した十六善神の掛け軸を掲げます。

大般若会は禅宗では唯一の祈祷行事で、五穀豊穣、国家安泰、仏運延洪、万民和楽等を祈祷します。そして、この時仏様に供える札を「般若札」といい、法要が終わったあと、檀信徒をはじめ、有縁の人たちに配ります。
家門吉祥、災除魔障などの祈りが込められた、この般若札は各家庭の一年間の護符ですから、魔除けとして家の入口、又は玄関の中に貼ってください。
新しい御札を頂いたら一年前の古い御札と入れ替えてお貼りください。

古くなった「般若札」は供養いたしますので、直接お持ちいただくか、
本堂に「古札箱」が設置してありますので、そちらへお入れください。



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祈祷法要のようす





「大般若般若札」は檀信徒でなくてもご希望があれば、どなたでもお渡ししています。

ご希望の方は清昌寺まで連絡ください。

古くなった「般若札」は供養いたしますので、直接お持ちいただくか、
本堂に「古札箱」が設置してありますので、そちらへお入れください。